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    自分との戦い




       何をやっていても必ず それに敵対する存在が出てくる 誤解のこともあるし

       悪意でやってくることもある でも外に闇を見ても仕方ない 闇は自分の中

       にその根がある訳だし 外から自分やクリニックを攻撃してくる人々を責めて

       も本当の解決にはならない 何故なら本来我々は兄弟であって敵対すべき存在

       ではないのだから・・外を責める前に先ず自分の心の中に巣くう闇をこそ見つめ

       なければならない 外に敵を感じるとしたらまだ自分の心が本当のことに目覚め

       ていないからだと思う 簡単なことではないし 理想論で片付けられるものでも

       ない でも無駄な内部対立で大切な時間とエネルギーを費消している状況にはない

       時間も人間の力もまだ結集していない 足りない 本質的でないものに翻弄されて

       大切な時間を費消している シンプルにそして自分に厳しく歩かなければならない

       内部で喧嘩している場合ではない 今がどれほど大切な時期であるのかまだ僕にも

       よく分かってはいない だからこんないい加減な毎日を過ごせるんだと思う

         晩秋の煌々と照る月の澄み切った美しさ その一途さ 見習わなければいけない

       習慣力という深い無自覚な眠りから覚めて本来の生まれてきた訳を生きる時を始めよ

       う

    爽やかな朝に

      昨日は クリニックではなくアルバイト先の病院だった 夕方から理由は

      分からないが 急にきつくなって そのままベッドに倒れこんでしまった

      朝になるまで 病棟から何度か起こされた その間に何人かの知り合いか

      ら メールや電話がかかっていたようだけど 眠っていて朝になって初め

      て気がついた 朝3階にある医局の広い窓を開けると 秋の雲と眩しい朝

      日が射し込んできた 本当に世界はきれいだなあと感じた 毎日きついし

      気持ちが重いことだらけだけど それでも世界の美しさには心を洗われる

      この広い空と荘厳で爽やかな太陽を見ていると 体が少しは辛くても頑張

      れる気持ちになる 世界に愛されている確信はまだ持てなくてさびしい

      けど それでも世界はあまりにも美しい 言葉では表現できないし表現す

      る必要もないのかも知れない この世界に生まれて悩んで 喜んで出会っ

      て 別れが来て ・・・でもそんな人間の世界がたまらなく愛しい気がす

      る きつくても幸せだ 悩みや悲しみも多いし寧ろそちらの方が殆どだと

      言ってもいい世界だけど それでもこの世界を愛している この人生を愛

      しいと感じている 新しい衣に脱皮したいな 古い衣を脱ぎ捨てて瑞々しい

      感性と澄み切ったまなざしで世界をもう一度見てもう一度新たに感じたい

      限りのある時間の中で制約の多い条件の中で それでも 会いたかったん

      だろうな 出会いって不思議だな 輝いている 恐らくこの地上を去る時

      にそれらの出会いがどんなに愛しくかけがえのないものであったかを痛感

      するのかも知れない 喧嘩しても憎み合っても 誤解の中で苦しんでもそ

      れらは 全て命があり生きているから 同じ時空を共に生きているから・・

      この人生の中で与えられる出会い、出来事のはらんでいる意味の本当の深

      みをいつか感動とともに深く感じてみたい 生かされて生きる世界の素晴

      らしさを心から実感し感動する日がくればいいな でもまだ心の目が曇っ

      ていて世界の本当の姿は見えてはいない でもいつか世界の真実の姿と意

      味をはっきりと感じられる時が来ると信じて生きていこう

    光と闇と




       僕は いつも光と闇の相克の中を生きてきたし これからもそのように

       生きていくんだろうな 人間である僕がたとえ一瞬だけ 至高の真理

       を感じたとしても その一瞬は瞬く間に過ぎてゆく 僕は常に光と闇

       の相克の中を生きてゆくように運命づけられている 光だけの僕はあ

       りえないし 闇だけの僕もあり得ない 或る瞬間には 天使のように

       苦悩する人間に対する優しい気持ちが心を占める でも違う瞬間には

       人々や世界の苦悩に全く無関心な自分がいる 世界と自分との絆をズ

       タズタに切り刻んでしまう この情動が何処から来ているものなのか

       当の僕にも分らない 恐らく長い魂の遍歴の中でそのように絶望した

       時代があったんだろう 思い出せないしその記憶を思い出したら心が

       壊れてしまうに違いない ただ 精神科医である僕が患者さんを多く

       抱えている僕が 正直とはいえこの様なニヒリズムの自分の気持ちを

       赤裸々に書いてもいいのだろうか?いつもそこで迷う でもそこを意

       識する限り 本心を掛けない 表面の明るい自分の面しかこのブログ

       に表せないことになる 正直にいってブログが気分転換の一つになっ

       ている面もあるので きれいな自分だけをこのブログに書き現わして

       いくのは何となく自分の気持ちに誠実でない気がする 勿論気持ちが

       落ちて闇の中 絶望の中をさまよっている患者さんに 人間の闇につ

       いて敢えて書くことは本当はしてはいけないことなのかも知れない

       でも精神科医である前に 僕はひとりの人間だし 同じように苦し

       み悩みつつ人生を生きている存在・・そこをどのように調整すればい

       いのかな 真実を求めつつも揺れて苦悩する一人の精神科医としてそ

       のままの姿で立っていればいいのかなあ よく分からない 求道者で

       ある自分と 人生に悩み苦しむ途上の未熟な人間 その間で常に揺れ

       動きながら 限られた人生を生きている 今日も一人ひとりの人生と

       の出会いが始まる

       

       

    氷の世界


       凍りつくような酷寒の世界に一人いる 自分以外のものは全て他人

       僕ではない そこに何があろうと それは僕と何の関係もない 

       一人きりで白い世界に立っている この白く果てしない世界の果て

       に何があるのか 今の僕には何の関心もない この世界がどの様に

       変わっていこうと 僕には何の関心もない 世界と自分とは元々

       無関係だから たとえ隣同志であっても 僕は世界に接してはいな

       いし 何の関心もない 関心が無いということは そこには存在

       してはいないということ 一番近くても存在としては一番遠いと

       いうこと 初めから一人であるしこれからも一人 徹頭徹尾一人

       家庭にいようと 僕はそこにはいない クリニックにいようと

       僕はそこにはいない 何物とも関わらず 何物にも心を開かず

       ただ 世界がそこに僕という存在を定礎したようにただ在り続け

       るだけ・・ 世界は存在してはいるが 僕の心からは世界は消え

       ている 世界の初めから僕は存在してはいたが 世界の終わりに

       も存在してはいるが 僕の本質はそこにはいない

    子供の遊び


       FACE BOOKをつい数カ月前から 広島の友人の勧めで始めた

       何か虚しい気がする テレビの人気タレントに熱烈なラブコールを送

       る幼いファンのようにも感じる 一方通行の気持ちを送っても何か満

       たされないものが心に残る 僕が老いたのかも知れない 若い人達の

       夢見るエネルギーに最早ついてはいけないのかも知れない 少しだけ

       熱烈なメッセージを送ってみた でも心の中は冷めている 「こんな

       メッセージをこの人に送ってもどうせ返事さえも返っては来ないだろ

       うに」 何かつまらない遊びをしているけれども 少しも熱くはなれな

       い傍観者のようだ テレビや映画で有名であっても 今の僕には何の

       魅力も感じられない 赤ちゃんで生まれ老いて死んでゆく同じ人間

       でしかない 特別な存在なんてこの世界には存在しない 一人の人

       間が 生きているだけのこと・・一人の人を理想化して熱くなれる

       時代はもう終わったのかも知れない 或る人が或る時期だけ有名に

       なり やがては人々の記憶から忘れられてゆく 結果は初めから分

       かっているのに子供の遊びにもう一度加わって見たかったのかも知

       れない 確実に時間は流れ去り 出来事を全て忘却の彼方へ押しや

       ってしまう その限られた時間と空間の中で 更には限られた観力

       の中で この世界での出会いの時をヴァーチュアルな空費の中に消

       してゆく 全ては現れるが全ては消えてゆき 人々の記憶の中から

       も忘れられてゆく
    プロフィール
    福岡市中央区天神 心療内科 精神科
    心のクリニック新しい風
    http://atarashiikaze.com

    精神科医ギル

    Author:精神科医ギル
    こんにちわ 私は 一人の精神科医です 同時に一人の患者です
    心に浮かぶままに ブログを書いていきます よろしくお願いします

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