
一人
休日のクリニック 夕方から診察室の椅子に座っている 今日は
誰もスタッフはいない 書類を一枚でも書きあげる為に今日は
ここに来た でも書く気になれない 激しいロックをBGMで
流しながら 自分の中で何かが変わることを期待しながら で
も大きな変化は来ない 気分に左右されずにやらなければなら
ないことを やるしかないことは 頭ではよく分かっている
でも仕事をしたくない 毎日僕の前に座る鬱の患者さんが 言
っている言葉そのままだ 頭と首から下の情動が分裂していて
当たり前のことができない 明日に回せば今は気分的には楽に
なる でも明日になれば今日すべきことをしなかったツケが必
ず回ってくる 目の前の仕事は やらなければ目の前から消え
ることはない 友人がこのクリニックを開院する時にお祝いに
くれた目の前にある置き時計 無慈悲にも容赦なく時を刻んで
ゆく 激しいロックのリズムと時の静寂の中で僕の意識は麻痺
したように動かない 「何もしたくない・・」静かな優しい空間
の中で 幼い子供のようにまどろんでいたい
誰もスタッフはいない 書類を一枚でも書きあげる為に今日は
ここに来た でも書く気になれない 激しいロックをBGMで
流しながら 自分の中で何かが変わることを期待しながら で
も大きな変化は来ない 気分に左右されずにやらなければなら
ないことを やるしかないことは 頭ではよく分かっている
でも仕事をしたくない 毎日僕の前に座る鬱の患者さんが 言
っている言葉そのままだ 頭と首から下の情動が分裂していて
当たり前のことができない 明日に回せば今は気分的には楽に
なる でも明日になれば今日すべきことをしなかったツケが必
ず回ってくる 目の前の仕事は やらなければ目の前から消え
ることはない 友人がこのクリニックを開院する時にお祝いに
くれた目の前にある置き時計 無慈悲にも容赦なく時を刻んで
ゆく 激しいロックのリズムと時の静寂の中で僕の意識は麻痺
したように動かない 「何もしたくない・・」静かな優しい空間
の中で 幼い子供のようにまどろんでいたい