
知識で考えることの限界
僕は自分が様々な国を輪廻転生している永遠なる魂だと実感して生きている
若い頃の僕は 肉体こそ自分であり死んだら全て消えて無くなると信じて
いた 死に関わる病を体験したことで僕の人生観が百八十度変わった
死と見えるものは 全ての終わりではなかった 死も生も連続している
ものであった この世から見た肉体の死は決して全ての終わりでは無か
った 寧ろ新しい世界への始まりでしかなかった 人の肉眼が見ている
範囲などたかがしれている 世界は我々の肉体の認識力を遥かに凌駕
して存在している 僕の中には初めに肉体の死に対する強い恐怖感が
あった だから死に結びつくどんな病も死ぬ程怖かった それが自分
が肉体の死で終わりではなく 肉体は魂の単なる乗り船でしかないこ
とを発見した時から世界の見方が 変わってしまった 乗り船でしか
ない肉体の終わりに一喜一憂する必要が無くなった 自分は永遠の時
を無限の深化成長に向けて旅を続ける魂だった 肉眼に映じる広大な
大宇宙は虚無のように沈黙しているように見える しかしその物質的
な広大な大宇宙の広がりの背後には 高次元の意識世界が共存してい
る 肉体とその肉体を支配する意識 魂 と同じように物質的な宇宙
とその宇宙を支配する宇宙意識が存在している 人間の肉体は物質的
宇宙に似せて創られている 同様に人間の智慧抱く意思のエネルギー
としての魂は 大宇宙意識の一部である だから人間の本質が宇宙意
の一部としての魂なのだから 人間に死や終わりは本当は存在しない
この世界観で死、或いは虚無に怯えていた僕は一旦救われた ところ
が 救いをもたらした永遠なる魂の転生輪廻が 僕の思索の中で行き
づまってしまった 「永遠に転生して何になるのか?神が初めから
全知全能であるのなら 何故このような未熟な状態からまた始めなけ
ればいけないのか?人間は神の遊びの相手なのか?であるのならこん
な世界は厭だ!」などと思った 嘗て一度僕を虚無や死への恐怖から
救った世界観が 知的な問の中で行き詰ってしまった それから長い
間 苦しんだ 永遠なる大宇宙意識の一部である魂でありながら そ
こに 人間の意識からの反抗が始まった でも人間の知識や問が捉え
れる範囲等 大宇宙意識の広大な智慧に比すれば たかが知れている
幼稚園児が大学の問題を解こうとしているようなものだと分かった
いつか その解答が与えられる時が来る 人間の知識の限界を意識
しながら 知識としてではなく 悟りとして世界の真の姿を観じら
れる日が必ずくることを信じて今を、この限界に満ちた自分を生きよ
う
若い頃の僕は 肉体こそ自分であり死んだら全て消えて無くなると信じて
いた 死に関わる病を体験したことで僕の人生観が百八十度変わった
死と見えるものは 全ての終わりではなかった 死も生も連続している
ものであった この世から見た肉体の死は決して全ての終わりでは無か
った 寧ろ新しい世界への始まりでしかなかった 人の肉眼が見ている
範囲などたかがしれている 世界は我々の肉体の認識力を遥かに凌駕
して存在している 僕の中には初めに肉体の死に対する強い恐怖感が
あった だから死に結びつくどんな病も死ぬ程怖かった それが自分
が肉体の死で終わりではなく 肉体は魂の単なる乗り船でしかないこ
とを発見した時から世界の見方が 変わってしまった 乗り船でしか
ない肉体の終わりに一喜一憂する必要が無くなった 自分は永遠の時
を無限の深化成長に向けて旅を続ける魂だった 肉眼に映じる広大な
大宇宙は虚無のように沈黙しているように見える しかしその物質的
な広大な大宇宙の広がりの背後には 高次元の意識世界が共存してい
る 肉体とその肉体を支配する意識 魂 と同じように物質的な宇宙
とその宇宙を支配する宇宙意識が存在している 人間の肉体は物質的
宇宙に似せて創られている 同様に人間の智慧抱く意思のエネルギー
としての魂は 大宇宙意識の一部である だから人間の本質が宇宙意
の一部としての魂なのだから 人間に死や終わりは本当は存在しない
この世界観で死、或いは虚無に怯えていた僕は一旦救われた ところ
が 救いをもたらした永遠なる魂の転生輪廻が 僕の思索の中で行き
づまってしまった 「永遠に転生して何になるのか?神が初めから
全知全能であるのなら 何故このような未熟な状態からまた始めなけ
ればいけないのか?人間は神の遊びの相手なのか?であるのならこん
な世界は厭だ!」などと思った 嘗て一度僕を虚無や死への恐怖から
救った世界観が 知的な問の中で行き詰ってしまった それから長い
間 苦しんだ 永遠なる大宇宙意識の一部である魂でありながら そ
こに 人間の意識からの反抗が始まった でも人間の知識や問が捉え
れる範囲等 大宇宙意識の広大な智慧に比すれば たかが知れている
幼稚園児が大学の問題を解こうとしているようなものだと分かった
いつか その解答が与えられる時が来る 人間の知識の限界を意識
しながら 知識としてではなく 悟りとして世界の真の姿を観じら
れる日が必ずくることを信じて今を、この限界に満ちた自分を生きよ
う