
知識で分かることと実感することの違い
これまで数十年に亘って 分かった積りになっていたことが多い
最近 知識で分かることと 実践して体得することの大きな違い
を実感した 初めて、知識で分かった積りになることの危険性を
感じた 知識で知ることも確かに一つの理解ではあるが 本当
の理解ではないし その証拠に自分の生き方は何一つ変化して
いないことが多い 何にも分かってはいなかったことに気づく
存在が変わり その人の感じ方生き方が変われば現実は変わる
もし何も変わっていないとすれば 分かってはいなかったとい
うことだ 存在の気配やその人を取り巻く現実に変化がなけれ
ば 分かってはいないということ 理解という錯覚の中にいた
だけである 愚直に自分と世界の関係を見つめて自分の感じ方
や 人との関わりの在り方を変革していけたら 現実は必ず
変わる 自分が変わり関わりが変わり 自分を取り巻く現実
が変わっていくのを見るのは 心と現実の結びつきを感じられ
ておもしろい 少しでも自分の心の目をきれいにすること
そうできれば 世界を見る眼差しが透明にそして深くなって
ゆく 内側の深化と外側の広がりや自由度が呼応している