
今を生きる
人生が如何に長かろうと 人生の時は 畢竟(ひっきょう)今の連続でしかない ということは 今を如何に充実させていくかに 全てがかかっているということ 過去を嘆いても 未来に不安を抱いても 存在しているのは「今」という時の連続である 感情や気分に左右されずに この唯一の今を充実させて生きること そこには 或る意味の 境地が示されているように思う
畢竟 今に込める想いの積み重ねが 新しい境地と新しいエネルギーを生み出してゆく 私の場合は 気分や体の疲れに意識を動かされないことだと思う 気分は確かに意欲を支配する力を持っているが 気分を超える境地が 今の瞬間を生きる中から 生み出される筈だ この限られた人生の時は 気分に左右されず 今を燃焼し尽すことができれば もっと密度の濃いいものになってゆく 今は自分を通して実験中である
どんなに疲れていても どんなに気が向かなくても それらを超えてゆく生き方を模索している