
工夫が必要
仕事が重なって 心身共に疲れ果てていることがある この忙しい時代では 多くの人がそんな体験をしながら 毎日を送っているのかもしれない その疲れた時でも やらなければいけない仕事がある
そんな時は「もう嫌だ ゆっくりしたい 南の島にでも行って1週間程ボケーッとしときたい」とか考える でもそんな楽しい空想に逃げても 目の前の仕事は減りはしない やるしかないことは分かっている でもその仕事に取り掛かるまでが なかなか時間がかかる 「この疲れさえ取れれば・・」とか思ってみても書類は机の上に黙ってじっとしている 「きつい」とか「だるい」とか考えたところで仕方ないので 先ず 取り掛かることにしている きつかろうとだるかろうとやるべきことを坦々とやっていくこと それが一番早いような気がする 心身の疲労が回復するまで待っている時間なんて今もこれからもありえないし この慢性の疲労状態の中で 工夫しながらやっていくしかない
頭の中でいろいろ考えても現実が何も変わらないのなら 考えることを止めて 目の前にある仕事に愚直に取り組んでゆくしか道はない 休むよりももう一つ上のエネルギーのリソース(源泉)を引き出してくる方が建設的な気がする 疲れを無視している訳ではないしクリニックに疲れ果てて来院される患者さんに「無理に働け」とは決して言わない けど自分の場合は 新しい道を模索する 僕の場合はよく頭で考える割りに 実践力が弱いと思う どんなにハードな状況下にあってもそこから 道を切り開いてゆく力を引き出してみたい その方法をいつも探している 頭で 知識で分かることは本当の理解ではない 体得すること 本当に身にしみて分かるまでには きっと幾つもの辛い体験を重ねてゆく時間が必要なんだろうな