
この儚い人生に
この儚い人生 この余りにも短い人生にきみは何を求めるのか この矢のように通り過ぎてゆく人生の時にきみは何を求めるのか 疲れの中にじっと佇んでいても 大いなるエネルギーにドライブされて真っ赤に燃えて生きても きみはこのただ一つの人生に何を求め 何を探して日々を生きるのか
夕日が落ちてゆく荘厳な景色を見つめている時も 朝 ゆっくりと空が白み始める時に佇んでいても きみは何をこの人生に求めて生きているのか 静かに時が流れてゆく時も 激しく情熱が怒りの炎のようにきみを引きまわす時も 一体きみは何を探し誰を探しているのか
どんな出会いを求めて その暗闇の中をさ迷っているのか その輝かしい光の中にいる時も絶望の闇が全てを覆うその暗黒の世界にじっとしている時も きみは静かに遥か遠くをその眼差しで見つめている
自分が俳優であり その舞台の上で思いきりドラマを演じながら きみは常にその演技する俳優の自分の姿をじっと見ている