
光のネットワーク
患者さんの持つ闇のエネルギー そして治療者である私が持つ闇のエネルギー 患者さんが体現している闇は彼だけのものではない 遥かな時間を世代を超えて彼に流れ込んできたものだ
それだけに 彼の闇のエネルギーを浄化するには彼だけの想念を浄化するだけでは足りない 彼の中にその闇のエネルギーを注ぎ込んだ両親や祖父母 その向こうの先祖の想念の質が問われている
彼は闇をその中に抱え込んではいるが 彼はその家族の犠牲者なのかも知れない 彼が抱え込んだ闇を浄化するには 彼に関わるそのような人達の想念が 同時に浄化されていかなければならない そしてそれを実行する為には 医療の分野の力のみでは力不足である 学校や地域の人々 警察や行政の力 様々なフィールドの人々のネットワークの力を必要とする
私一人の力など吹き飛ばしてしまう程の強力な力が マイナスエネルギーにはある だから逆にその闇の力に対抗しその力に打ち勝つには 様々なフィールドで活躍している人々の光のエネルギーの結集が必要である 大変なのは 私の中に光だけでなく 闇のエネルギーも厳然と存在しているということである 光に憧れながらも 自らの内に闇のエネルギーを同居させている私 闇を抱えながら 外なる強力な闇の力と戦わなければならない
これは 本当に大変なことである 内なる闇と外なる闇この両方のマイナスのエネルギーに対峙しつつ 人々との真の連携を模索しなければならない