
疲れた時は
疲れた時は 十分に休養するのが望ましい でもこのクリニックに通院している人の殆どは 休みたくても休めない 会社との関係で 同僚との関係で 或いは迷惑をかけるから・・と休めない
確かにこの多忙な世の中で かなり長期間休むことには勇気が必要だ 休むことによって会社の中心から外されることもあるだろうし 精神病に対する上司の偏見で傷つくことも散見される このように鬱病が3倍にも増加して社会問題にまでなっている時代に 「精神病者」という眼差しでその社員を見下し決めつける上司がいることに驚く
うつ病になることで様々に考えなくてはいけないことも多い 経済的な問題はすぐにでも家族の上にのしかかってくる 会社を首にならないか 本当にちゃんと復帰できるんだろうかとかいろいろ思い悩む
でも病気を契機に会社を辞めて喫茶店を開いた人がいたし 他の会社に代わった人もいた この病を契機に自分のこれまでの人生を見つめ直すことは大切なことだと思う この病を通してこれまで考えてもみなかった世界に目が開かれるという人もいる
どんなに厳しくても 一切は条件であるに過ぎない この条件を引き受けてそこから何を引き出してくるのか そこが一番重要な気がする 人が何と言おうと自分の気持ち 自分の人生の価値は自分で決めてゆくもの 他人の目を意識し過ぎると大切な方向性に狂いが生じる 自分の深い気持ちが納得すればそれでいいのではないか