
水車のある村
僕の生まれた村には水車があって 現実に生活の中で精米していた 小さい頃 裏の小さな川に母と行って 水車の中に入り 米を精米する為の準備をしていたことを思い出す あの村は今は徐々に変わってしまったけど 川があって 山があって 共同して生きる人々の村だった
みんな家族のように親しかったし優しかった ○○のおじちゃん おばちゃん だった 川は小さな清流だったけど 魚を釣ったり網ですくったり楽しかった 小さな川なので泳ぐ淵も少なかった
あの世界は本当にあったんだ そして僕に語り掛けてくれた優しい人達は 本当にあの場所に生きていたんだ 福岡の天神という街にいて 遠い記憶の中にある優しい古い写真を一枚ずつ思い出している 僕の故郷 掛け替えのない大切な人たち・・・