
一人であること
何かをなしたいと願って始めても 理解者が常にいるとは限らない むしろ誰にも理解されず 何処にも分ってくれる人はいないのかも知れない 始める時にその孤独は覚悟した筈なのに やはり理解者がいないのは寂しい まだ途中経過でしかないのに 数字のみでこのクリニックを開設した気持ちを否定されるのは辛い 僕にとっては数字なんて寧ろどうでもいいことなのに 生活をする人にとっては その数字だけが全てと感じられるのかも知れない この願いの道を行く人にとって 苦しい時こそ その元々の志を理解してくれる人 励ましてくれる人の存在が必要なのに 数字のみに翻弄されて 大切な目指すべきものがその人には見えない
こんな時 人間の愚かさに失望する 「理解者を求めることが期待し過ぎなのか・・」とか考えることもある 「何故大切なことを見失うんだろう?」情けなくなることがある 数字の大切さは 分かり過ぎる程分かっている積りだ だからこそ 今途中の苦しい時に本当の理解者が欲しい 数字の圧迫に負けて 初めに抱いた大切な願いを忘れないで欲しい
一人であることは昔から分かっているし みんな一人の現実から出発している 過剰な期待はしない 人間の愚かさがよく分かるから 期待しても虚しさを強めるだけ・・ならば初めから期待などせずに 自分一人の現実から始める方がいい 失望は辛い 淡々と目の前の現実に 一つ一つ向き合う日々を重ねていこう