
遠い記憶
いつの間にか時が過ぎてしまった その時 その時をそれなりに生きてきたつもりだ でも何も残せていないような気がする 何か燃えて生きていない自分を感じてしまう もやがかかった中で 何かを探しているような感じがする 幼年時代のあの不思議なワクワクするような感じは 何処へ行ってしまったのだろう
太陽が照りつける明るい陽気なエネルギーに満ちた国は 何処へ隠れてしまったのか 中世の思想家になったような気分で けだるい朝の時を一人で過ごしている 何が大切で何が不要なのか いつも模索しつつ生きてはいる でも分からなくなることがある これで本当にいいのだろうか?と自問自答する時が連なる この道が間違っているとは思わない でも何かが足りなくて悶々としている 足りないもの それは何だろう あんなにも輝いていた日々は 何処へ行ってしまったのか
大人の単調な日々が横たわっているような毎日・・・これでいいのか いろんな人と出会うけど 今の僕は本来の僕ではない 輝いていない 心の原点を見失った人のように 内面がさまよっている 探してはいるが あの輝きを見失っている 遊んでいる内に時が過ぎてしまった 何だろう 何か大切な中心に来るべきものを見失っている