
朝の時間に
朝、クリニックに入ると早速、患者さんの件で家族から次々に電話が入る。簡単には解決できない問題ばかりである。精神科医だから患者さんのことで苦しむのは 仕方ないことだけど、朝から重たい問題を 家族の感情のままに心に投げ込まれるときつい。家族も真剣であるし、大切な子供だから気持ちはよく分かる。それでも気持ちは重たくなる。朝の気持ちを整える前に 不意打ちをかけられたような気持ちである。こちらの構えが出来ていない時に来る
とついグラッとする。まだ弱いなあと自分の心の弱さを想い知らされる。
でもここから這い上がっていく。僕に必要なことしか起こることはないのだし、この世界で起こることで無意味なもの等ない。世界が混沌を極め、人の気持ちも拠り所を失って 右往左往している。こんな時代だからこそ、灯台のような存在でありたい。大したことはできなくても できるだけのことをやる。自分が未熟であり、人の気持ちを傷つけてさえいる現状だけど、光と闇の混合の中に自分の心もあるけど、だからといって自分のなかの光を 否定することはしない。自分のなかにある永遠なる魂の光を信じている。まだ表に引き出しきれていない 僕の潜在的な力、潜在的な智慧がある。その智慧を発掘しなければ これからくる更に混沌とした時代の人々の不安に 応えてゆくことはできない。
先日、妄想のある患者さんから「先生は精神科の先生なんだから 患者さんの話に耳をかたむけていたらいいのよ。余計なことにまで首を突っ込まないでよ。あなたには関係ないことでしょ!」と厳しい顔で言われた。僕だって聞くだけで問題が解決するのなら 面倒臭いことまで関わりたくはない。でも問題は社会的な広がりを持っているし、その患者一人に関われば解決するなんてことは滅多にない。警察や弁護士の助力も必要だし、保健所の力も借りる。そうしなければ解決できないタフな問題群ばかり増えている。
時代の混迷に従って 家族も社会も病んできている。でもネガティブにばかり捉えている訳ではない。この痛みは次に来るであろう新しいパラダイムシフトを準備する為の 痛みの期間なのだから・・この痛みやビジョンを求めるプロセスなしに 次の希望の時代を招へいすることはできない。それだけの覚悟が必要になる。
自分自身が汚れていても 何とか力を尽くしたい。誤解されたり、中傷されたりもするだろう。僕も発展途上の人間だから仕方がない。でも自分の心に正直に生きたいし、正直に去っていきたい。
裏を見せ、表を見せて散る紅葉(もみじ)
とついグラッとする。まだ弱いなあと自分の心の弱さを想い知らされる。
でもここから這い上がっていく。僕に必要なことしか起こることはないのだし、この世界で起こることで無意味なもの等ない。世界が混沌を極め、人の気持ちも拠り所を失って 右往左往している。こんな時代だからこそ、灯台のような存在でありたい。大したことはできなくても できるだけのことをやる。自分が未熟であり、人の気持ちを傷つけてさえいる現状だけど、光と闇の混合の中に自分の心もあるけど、だからといって自分のなかの光を 否定することはしない。自分のなかにある永遠なる魂の光を信じている。まだ表に引き出しきれていない 僕の潜在的な力、潜在的な智慧がある。その智慧を発掘しなければ これからくる更に混沌とした時代の人々の不安に 応えてゆくことはできない。
先日、妄想のある患者さんから「先生は精神科の先生なんだから 患者さんの話に耳をかたむけていたらいいのよ。余計なことにまで首を突っ込まないでよ。あなたには関係ないことでしょ!」と厳しい顔で言われた。僕だって聞くだけで問題が解決するのなら 面倒臭いことまで関わりたくはない。でも問題は社会的な広がりを持っているし、その患者一人に関われば解決するなんてことは滅多にない。警察や弁護士の助力も必要だし、保健所の力も借りる。そうしなければ解決できないタフな問題群ばかり増えている。
時代の混迷に従って 家族も社会も病んできている。でもネガティブにばかり捉えている訳ではない。この痛みは次に来るであろう新しいパラダイムシフトを準備する為の 痛みの期間なのだから・・この痛みやビジョンを求めるプロセスなしに 次の希望の時代を招へいすることはできない。それだけの覚悟が必要になる。
自分自身が汚れていても 何とか力を尽くしたい。誤解されたり、中傷されたりもするだろう。僕も発展途上の人間だから仕方がない。でも自分の心に正直に生きたいし、正直に去っていきたい。
裏を見せ、表を見せて散る紅葉(もみじ)