
生きる世界の変化
この地上にいて様々な問題に一喜一憂している。そんな時、宇宙から見た地球に 太陽の光が差し込む場面が頭をかすめてゆく。大宇宙の広大さ、時間の永遠性に比べれば、僕の悩みなんて 大したことでもないのかも知れない。でも地上で人間として 生きている僕にとっては、切実な問題である。
何故いつも宇宙から自分を見つめることができないんだろう?それが可能であれば、小さな問題にここまで心を煩わせることもないだろうに・・・ミクロコスモスとしてこの地上に降り立った時から この視野の狭さとそれゆえの苦しみは計算の上でのこと 人間として生きる以上、人間的な問題に苦しまなければならない。実際に苦しんでいる自分と それを見つめているもう一人の自分・・この二人の存在によって 精神的なバランスを取っている。