
安部一成先生追悼
今朝 友人から 安部先生の逝去を知らされた 先日先生を山口の病院にお訪ねした際 「これが最後になるだろうな・・・」と感じていた だからお別れの積りで先生との最後の時を過ごした
朝 先生のことを想うと涙があふれて止まらなかった 何か話そうとすると声が詰まった 人間味のあるとても学生想いの優しい方だった 私たち学生と遅くまで飲み会に付き合って下さり それから帰宅されて朝4時まで経済学の勉強をされていたと聞いた 学者でありながら 世界の動向に常に関心を向けていらっしゃる方だった その安部先生とこの世でお会いできたことに 心からの感謝の気持ちがある
先生が下さった手紙を改めて拝読していると在りし日の先生の表情や声が蘇ってくる 「クリニックには 必ず行くから・・」と病床にありながら仰って下さった先生・・・
僕の青春は先生が主催して下さった安部ゼミと共に在った 本当に楽しい日々だった でも同時に自分にとっては辛い挫折を経験し その後の人生が大きく転回していった日々でもあった あの世に帰ったら先生に颯爽と報告出来るように これからの残された人生を先生の弟子として全力で生きよう
先生が優しい眼差しでいつも見守っていて下さる