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    誤った感じ方

     患者さんがよく「薬に依存している・・・」ということを言う ネット上でも薬について あること無いこと様々に書かれている

     依存という言葉自体が僕は好きではない もう少し前向きな捉えかたができないのだろうか?
     
     たとえば晩酌をして一日の疲れを取り 次の日に向けて気持ちをリラックスさせる これは依存とは違う 薬を飲むことで生活が改善されるのなら 何故それを依存という後ろ向きの概念でしかとらえないのか理解に苦しむ その薬の御蔭で 気持ちが楽になり生活の質が上がるのならば どうして感謝の気持ちでその薬のエネルギーを 自分の為に使わないのだろうか?

     副作用のない薬はないと思うけど 効果の方がはるかに大きいし その薬が持つエネルギーの御蔭で 充実した人生が送れるのなら 何故「依存したくない」などという言葉が出てくるのだろう 自分が主体的に薬の効能を使って 自分の人生の質を上げようとすることを 果たして依存などという言葉で簡単切り捨てられるものなのか・・社会に蔓延する感じ方に影響されて 自分独自の判断ができなくなっているのではないか

     情報を取り入れることは重要だけど 情報操作されては意味がない 情報も自分が吟味して取捨選択しないと自分のオリジナリティを失い 時代の大きな波に飲み込まれてしまう 時代に関わりつつ時代を超越した価値観を持って生きれたらいいなと思う
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    プロフィール
    福岡市中央区天神 心療内科 精神科
    心のクリニック新しい風
    http://atarashiikaze.com

    精神科医ギル

    Author:精神科医ギル
    こんにちわ 私は 一人の精神科医です 同時に一人の患者です
    心に浮かぶままに ブログを書いていきます よろしくお願いします

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