
思春期の若者に向ける想い
最近、思春期の患者さんが確実に増えてきている。クリニックを3年前に開院した頃は、全体の数も少なかったが、殆どが鬱の患者さんだったように思う。この頃、思春期の若者と 発達障害の御母さんの受診が多くなっている。僕が精神科医を目指した初めの気持ちの中には、自分と同じように精神的に苦しんでいる若者の 良き理解者になりたいという思いがあった。でも20数年精神科医をやってきて、初めの願いは曖昧になってしまい、特別に思春期の患者さんを意識することもなかった。最近上記したように、思春期の患者さんの相談に乗る機会が増える中で、自分の元々の願いを少しずつ思い出している。
僕は、やはり思春期の若者の助力者になりたい。そんな気持ちが徐々に強くなっている。もっと勉強しないと体験だけでは、限界があるし、様々な施設や人と連携しないと 治療は困難だと感じる。体験的に自分の洞察力を深めると共に、他の人の体験からも文献上で学んでいきたい。目の前にいるこの子が いまの苦しみを乗り越えて 人類の未来に関わるような壮大な夢に向かって変わっていく姿を そばにいて見つめていたい気がする。その子たちの先輩として その子達の良き縁になりたい。
僕は、やはり思春期の若者の助力者になりたい。そんな気持ちが徐々に強くなっている。もっと勉強しないと体験だけでは、限界があるし、様々な施設や人と連携しないと 治療は困難だと感じる。体験的に自分の洞察力を深めると共に、他の人の体験からも文献上で学んでいきたい。目の前にいるこの子が いまの苦しみを乗り越えて 人類の未来に関わるような壮大な夢に向かって変わっていく姿を そばにいて見つめていたい気がする。その子たちの先輩として その子達の良き縁になりたい。