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    もう一つの力

     休みの日が一日もないので、日によっては、心身共にかなり疲れ果てる時がある。「もう疲れた。明日にしよう。」と先延ばしにすることが多い。でも結局は、そのままで仕事が山積し、気持ちが尚のこと重くなる。最近気がついたのだが、「もうダメ」というのは、嘘だなということ。自分に呟く言葉によって 出てくるエネルギーは変わってくる。確かにこれまで使い慣れたエネルギーの出所では、限界かも知れないが、意識がこれまでの慣性力の範囲で、勝手に限界を作っている。

     「まだまだやれるし、自分が持っているエネルギーの100分の1も使っていない。」自分の意識で限界を作り、心が感じるままに「もうムリ!」と思ってしまう。でも現実は違う。エネルギーは枯渇したのではなく、今までの限界に留まって 新しいレベルのエネルギーを使うことを知らないだけのこと・・・エネルギーはほぼ無尽蔵に潜在しており、意識が勝手に限界を想定しない限り、エネルギーは供給され続ける。要するに「まだやれる。まだ僕の内側には使われることを待っているエネルギーが 無尽蔵にある。」と信じやってみると 本当に まだまだエネルギーが供給可能であることを実感できる。

     鬱がひどくて本当に心身共に疲れ果てている場合は 休む方がいいと思う。しかし休養がとれた後に、やる気が起こらないとかその気になれない等という時は、気分に左右されず、やるべきことをやった方がいいし、やったことで自信につながる。疲れているのは事実であるが、まだ使用していないエネルギーの源泉が 人の内界には眠っている。大抵 気分と慣性力に支配されて その呪縛から自由になれないことが多い。

     疲れていようとやりたくなかろうと、その表面の意識を超えた所にある まだ見ぬ本当の自分の力を信じること・・甘やかしていては、これまでの限界を超えることはできない。内圧を上げて 様々な外圧に対処してゆくこと・・内圧を上げる為には、今やっている事に対する目的意識を 自分にハッキリさせて深めてゆくことが必要である。目的意識が強く刻印されればされる程、内的なエネルギーは高まってゆくし、自由に使いこなせるようになる。後は、「何が何でもそれをやるんだ!」という気迫かな・・
    プロフィール
    福岡市中央区天神 心療内科 精神科
    心のクリニック新しい風
    http://atarashiikaze.com

    精神科医ギル

    Author:精神科医ギル
    こんにちわ 私は 一人の精神科医です 同時に一人の患者です
    心に浮かぶままに ブログを書いていきます よろしくお願いします

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