
いつものトライアングルを超えて
いつも同じような人間関係、現実を繰り返している人が殆どだと思う。私もその一人であるが・・「いつもと同じ想い」→「いつもと同じ人間関係」→「いつもと同じ現実」というトライアングルを 無自覚に回している場合が殆どである。目の前の不本意な現実を、何とか変えようとして大抵の人は、内側の想いを変えることなく、目の前の現実だけを、変えようとするか、何もせず「どうしたらいいんだ?」を繰り返す。
しかし、目の前の現実を引き起こしているのは、内側の想いであり、その想いに基づいた人間関係の在り方である。だから、現実だけを変えることは出来ない。現実を変えようと思うなら、先ず自分の想念の在り方、簡単に言えば想い方、感じ方を根本的に変えるしかない。殆どの人はしかし、生まれ放し、育ち放しの無自覚の中にいて、自分がどのように感じ、どのように癖のある想い方をしているかさえ 意識できていないことが多い。原因を変革せずに、結果だけを変えることは出来ない。
結果を変える為には、いつもの無自覚に繰り返している受信→発信のパターンを見破り、その轍(わだち)から、離れていかなければいけないし、新しい受信→発信の想念行為を生み出さなければならない。常に自分を見ているもう一人の自分(見つめ生きる自己)を育んでいく必要がある。自分のパターンに気づいた時から、新しい人間関係、新しい現実が生まれ始める。