一人に還ること

　日常の多忙さの中で、何が大切なのか見失っているような時、一人になれる時間と場所を求める。問題が山積して
苦悩が尽きない時、出口が見えないような時、静かな場所で一人きりになって原点に還る時を持とうとする。

　幾ら方法論を磨いても問題の解決は見えない。何を願いとしてこのことを始めたのかその願いの原点に還って見つめなければ、本質的な解答は与えられない。どこまで自分の内面の真実に迫れるか、どれだけ正直に自分の願いにアクセスできるかが全てであると思う。

　分からなくなると私の場合は、いつも一人に還って原点を見つめ直すことにしている。